私は、ビジネスパーソンのレベル向上を図るコミュニティ『ビジネスパーソン最強化プロジェクト』を主宰するかたわら、MBA関連書籍の執筆、勉強会、セミナー、メールマガジンなどを通じて、多くのビジネスパーソンに実戦で役に立つ必須のビジネス知識を伝えることに尽力してきました。
そのような活動を通じて感じることがあります。多くのビジネスパーソンは自分の実力を存分に発揮できず、心からビジネスを楽しめていないと。
「仕事が楽しいわけないじゃないか」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。事実、昨今の不況、厳しいリストラ、平均給与水準の下落など、ビジネスパーソンにとっては苦痛の種が山積されています。
一方で『勝ち組』と呼ばれるビジネスパーソンは不況にもかかわらずバブル期以上の報酬を手にして我が世の春を謳歌しています。彼らは心底ビジネスを楽しんでいるのです。
それではビジネスを楽しむ秘訣とは何なのでしょうか?
私の見解として、ビジネスを楽しむ秘訣とは、ビジネスを全体的にとらえ、目標達成までの最短距離を走る方法、つまり必須のビジネス知識を身につけているかどうかなのだと思います。
私自身ビジネス知識の重要性を痛感した1人です。都市銀行員時代、融資・渉外を通じて、数々の成果を上げてきましたが、はっきりと体系的にその理由を把握しきれていませんでした。退職後渡米してトップビジネススクールで最先端のビジネス理論を学ぶうちに「そうか、ビジネスで成功する秘訣にはこのようなビジネス理論の裏付けがあったのか!それならばこの理論を分かりやすく伝え、一
人でも多くのビジネスパーソンにできるだけ楽して成功してもらうのが自分の使命ではないのか!」と感じるようになったのです。
ビジネス知識はたとえると地図のようなものです。例えばある目的地を目指すAさんとBさんという二人の人がいたとしましょう。Aさんは地図を持っていて、Bさんは地図を持っていません。
この二人にどのような違いが現れるのでしょうか?
結果としてAさんは手に持っている地図を見ながら、何のストレスもなく最短距離で目的地を目指すことができます。道中は目的地とそれに通ずる道がはっきりと分かっているので景色を楽しむ余裕もあるでしょう。
一方で、Bさんは目的地ははっきりしているのですが、どうやってそこにたどり着けばいいのかわかりません。自分で闇雲に進んだり、人に聞いたりして、試行錯誤で目的地を目指します。もちろん目的地に到達するまでに、イライラやストレスがたまり、道中を楽しむどころではありません。また時間もたっぷりとかかることでしょう。最悪の場合、そのストレスから途中で目的地を目指すことを断念してしまうこともあるかもしれません。
これと同じことがビジネスの世界でも起こっているのです!
それでは、このようなビジネス上での地図、つまり必須のビジネス知識は一部の能力のあるものだけが身につけることができるものなのでしょうか?
答えはもちろん『NO』です。ビジネス知識は身につけようと思った者全てに習得可能なものなのです。
MBA Solutionではそのような前向きな次世代ビジネスリーダーを目指す方に対して惜しみないサポートを提供していきたいと考えております。一緒に悩み、一緒に考え、一緒に成功の喜びを分かち合えるようなサービスを目指して日々努力してまいりますので末永くお付き合いいただければ幸いに思います。
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