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************************************************************************* ビジネスマン必読!誰にでもわかるMBAシリーズ 1日3分で身につけるMBA講座:経済一般知識編 Vol.4 6/27/2003 ************************************************************************* 【まえがき】 今回は景気循環について解説します。 【登場人物の紹介】 源達哉(タツヤ): 一流商社、ABC商事入社10年目の中堅社員。 昨年社費にてアメリカのビジネススクールでMBA取得後、経営企画室配属される。 現在主任。 五月女玲奈(レイナ): 今春短大を卒業しABC商事に入社したばかりの新入社員。 いきなり経営企画室に配属になるも、経済・経営についての知識は非常に乏しい。 【第4話 景気は循環する】 レイナ:「タツヤ先輩、このデフレ不況はどうにかなりませんかね?給料が下がる一 方でなんだかお先真っ暗って感じなんですけど。」 タツヤ:「レイナちゃん、何も心配することはないよ。景気っていうのは悪い時もあ れば、いい時もある。一定の法則をもって循環しているんだ。」 レイナ:「ということは、結構長い期間不況が続いているから、もうすぐ景気が良く なるってことですか?」 タツヤ:「もうすぐかどうかは断言できないけどいずれ好況が来ることだけは事実だ よ。今は不況でモノが売れないだろう。そうすると企業は必然的にモノの値段を下げ ざるを得ないんだ。ある程度まで物価が下がると消費意欲が高まってモノは売れるよ うになり賃金もアップしていく。そうすると企業も再び生産設備などに投資して生産 を増やし次第に景気は回復していくんだ。」 レイナ:「そうして、好況へ向かっていくのね。でもいつまでその好況は続くのかし ら?」 タツヤ:「いい質問だね。好況時は生産したものがどんどん売れるし価格も上昇する から、企業は設備投資をじゃんじゃん行って生産を増やすんだ。ところがあまり生産 しすぎたり、価格が上昇しすぎたりすると消費者のニーズをオーバーしてしまってモ ノがあまり売れなくなってしまうんだ。これが景気の後退の始まりって訳さ。」 レイナ:「そうすると企業は設備投資を減らしたりリストラしたりして、景気はまた 下降して不況を迎えるってことですね。」 タツヤ:「その通りだよ。モノの価格っていうのはその時の経済状況に従って売り手 の企業側と買い手の消費者双方の最も損をしない水準で落ち着くんだ。このようなモ ノの価格の調整を通して景気はゆるやかに循環するようになっているんだよ。」 レイナ:「ということは、私達は自然に景気が回復局面に入るまで待たなきゃいけな いってことですか?」 タツヤ:「そういうことでもないんだよ。自由主義経済の下では説明したとおり自然 に景気は循環していくんだけど、それでは景気の波が大きすぎるんだ。そこで政府や 日銀が財政政策や金融政策を行って景気を人為的に調整しているんだよ。」 レイナ:「でも、よく政府や日銀の景気対策っていうのはニュースで見ますけど何の 効果も無いみたいですよ。」 タツヤ:「まあ、それはさておき、景気っていうのはいろいろな要素が複雑に絡み 合って良くなったり悪くなったりするんだ。このことは『景気循環』と呼ばれて、不 況→回復→好況→後退→不況・・・というサイクルを繰り返すんだ。」 【今日のポイント】 レイナ:「景気は一定の法則に基づいて、不況→回復→好況→後退→不況・・・とい うサイクルを繰り返すの。」 【今日のキーワード】 景気循環 景気が、不況→回復→好況→後退→不況・・・というサイクルを繰り返す こと。 ************************************************************************* 最新の『1日3分で身につけるMBA講座』はメールマガジンでお楽しみいただけます。お気に召さない場合はいつでも解除自由なのでお気軽にご登録をどうぞ。週1回、とっても役立つ情報をあなたのメールボックスにお届けしています。 ↓登録はEメールアドレスのみの入力です↓
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