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ビジネスマン必読!誰にでもわかるMBAシリーズ
1日3分で身につけるMBA講座:経済一般知識編
Vol.8            9/6/2003
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みなさんこんにちは。MBA Solutionの安部です。
今日はちょっとしたニュースから始めたいと思います。
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【MBA経済考】-『ファースト・ムーバーとセカンド・ムーバー』

ビジネスの世界にファースト・ムーバーとセカンド・ムーバーという言葉がありま
す。ファースト・ムーバーとはリスクを承知で市場を開拓する企業であり、セカンド
・ムーバーとは市場にある程度将来性が確認された段階で参入する企業のことです。

ファースト・ムーバーの代表企業としてはSONYが挙げられます。その技術力を背
景にさまざまな商品を開発し、市場を開拓してきました。ウォークマンなどはその典
型的な商品ですね。一方でセカンド・ムーバーの代表企業は松下電器ではないでしょ
うか。そのブランドネームと資金力、販売チャネルを利用して他企業が先駆けて開拓
した市場でマーケットシェアを奪っていくからです。

あなたの企業が絶対的な技術力を保有していればファースト・ムーバー戦略が適して
います。ファースト・ムーバー戦略によってその市場での初期段階でのマーケットの
独占、ブランドの確立が可能だからです。ただファースト・ムーバー戦略は未開の市
場を開拓するわけですから非常にリスキーな戦略です。成功すれば見返りは莫大なも
のとはなりますが、失敗の可能性も非常に大きくハイリスク・ハイリターン戦略と
言えるでしょう。

一方であなたの企業が既にブランドを確立していて豊富な資金力と販売チャネルを抱
えていればセカンド・ムーバー戦略をとることもできます。ファースト・ムーバーが
開発した商品を模倣することにより開発費の削減も可能となり、より低価格で商品や
サービスを市場に投入することも可能です。セカンド・ムーバー戦略は市場の将来性
が確認された段階での参入ですから、よりローリスク戦略と言えます。

ところが一般の多くの企業はブランドネームや資金力を持たず、ファースト・ムー
バー戦略やセカンド・ムーバー戦略をとることが難しいと思われます。このような場
合、一般の企業はどのような戦略がとれるのでしょうか?今回はインターネットビジ
ネスにおいての戦略に限定して述べたいと思います。

インターネットビジネスにおいては圧倒的にファースト・ムーバーがアドバンテージ
を確立しています。ポータルのYahoo!やオンラインショッピングモールの楽天、オン
ライン書籍販売のAmazon.comなどファースト・ムーバーが各分野で1人勝ちの状況が
続いています。いくら豊富な資金力とブランドネームを背景にしてもこれらの牙城を
崩すのはそうたやすいことではありません。

ここで絶対的な技術力や豊富な資金力を持たない一般企業はインターネットを通して
ビジネスを拡大するために、ファースト・ムーバーとの提携関係を築く戦略が非常に
有効なことが実証されています。勝ち馬に乗ることによって自分のビジネスを拡大路
線に導くということです。

先日、楽天市場の方と機会があってお話することができました。楽天市場では現在な
んと日商が3億円にもなるそうです。ところが出店しているほとんどの企業が従業員
数2〜10名の中小企業でインターネットビジネスはおろかホームページの作り方ま
で知らない人が多いと聞いて正直驚きました。やはりファーストムーバーとして勝ち
組になるにはシステム面の使いやすさなどそれなりの理由があるということですね。

我々のような中小企業でも勝ち組企業とWin-Win関係のパートナーシップを確立すれ
ばビジネスで成功する夢をかなえられることを実感させられました。

楽天市場での成功の秘訣をさらに知りたい人は以下のアドレスから申し込めば無料で
資料がいただけるとのことでした。インターネットビジネスに興味ある人は取り寄せ

みてはいかがでしょう? 
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お待たせしました!読者のみなさまにたいへんご好評いただいています『タツヤとレ
イナの1日3分で身につけるMBA講座』です。今回の話題は『国民純生産と国民所得』
です。

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【第8話 国民純生産と国民所得】

タツヤ:「レイナちゃん、今まで経済を測るものさしはGDPやGNPだっていうこ
とを学んできたけど、今日はこのGNPをベースにして計算されるいくつかの経済指
標を見ていこう。」

レイナ:「GNPっていうのは1年間の間に国民が創り出したモノやサービスの付加
価値の合計でしたよね。そのGNPの他にも経済の大きさを測る指標があるんです
ね。」

タツヤ:「うん。まずは国民純生産(NNP)という指標があるんだ。これはGNP
から固定資本の減耗分を差し引いて求めることができるんだ。NNPはGNPから固
定資本の減耗を差し引いて求められるものだから、より純粋な付加価値だってことが
言えるよね。」

レイナ:「固定資本の減耗分?」

タツヤ:「そう。固定資本の減耗っていうのは、企業会計上の減価償却積立金のこと
なんだ。企業っていうのは生産に必要な機械や設備を毎年その老朽化した分だけその
価値を低くしていってるんだ。この価値を低くすることが減価償却と呼ばれるんだ
よ。」

レイナ:「でも老朽化した分を把握するのって大変じゃありません?」

タツヤ:「そうだね。だから会計上はその機械や設備が何年もつかという耐用年数を
定めて、毎年一定金額もしくは一定率分、価値が減少すると仮定して計算してるん
だ。」

レイナ:「なるほど。耐用年数を定めることによって、抽象的な老朽化する価値を数
字で把握できるって訳ね。」

タツヤ:「そう。じゃあ、次の指標を紹介しようか。次の指標はこのNNPから間接
税を差し引いて補助金を足して求められる国民所得(NI)というものなんだ。」

レイナ:「国民所得はNNPから間接税を差し引いて補助金を足すことによって求め
られるんですか?」

タツヤ:「うん。税金っていうのはモノやサービスを提供する上でコストの上乗せだ
し、補助金は逆にコストの軽減になるからね。レイナちゃん、これら3つの関係は経
済指標の基本だから憶えておこう。」


【今日のポイント】

経済を測るものさしにはGNPの他にもNNPやNIというものがあるの。

【今日のキーワード】

国民純生産(NNP) NNP=GNP−固定資本減耗分

国民所得(NI) NI=NNP−間接税+補助金

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