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Lesson 12 ポーターの競争戦略の落とし穴とは?

「レイナちゃん、これまでポーターの競争戦略について学んできたけど実は基本戦略のそれぞれには落とし穴があるから注意が必要なんだ。」

「えぇ!?『コストリーダーシップ』、『差別化』、『集中』の三つの基本戦略それぞれに落とし穴があるってことですか?」

「そう。たとえば、コストリーダーシップ戦略においては既存の生産設備や技術を無効にしてしまうような技術革新が起こったり、新規参入企業が資金力に物を言わせて最新鋭設備を導入し、低コストで事業を開始した場合は当然コストリーダーシップが失われることになるんだ。」

「そうね。今の時代は技術革新のサイクルが非常に早くなっているから、いかにコストリーダーシップを確立した企業でも安閑としていられないわね。」

「加えて、コストばっかりに注意を払っていると市場の変化や新製品投入の機会に気付かなくなってしまって競争優位を失う恐れもあるんだよ。」

「そういえば、一時期のユニクロもコスト重視の経営を行って大量生産品をどんどん市場に投入していたけど、遂には消費者に飽きられてしまって『ユニクロ離れ』が起こったものね。」

「また、差別化戦略においては、いかに差別化を行ったとしてもその企業が成功していれば模倣企業が必ず現れてくることも事実なんだ。そうすると差別化の意味が当然低下することになる。」

「そうね。ビジネスでも一旦成功者がでると、その波に乗って儲けようとする企業が必ずいるから、当初は差別化できていても真似されてオリジナリティがなくなることは十分考えられるわね。」

「そして、差別化戦略ではもう一つ、いかに差別化した企業でも低コストを実現した企業とコストの差があまりにも大きくなると優位性が失われるなどのリスクが発生するんだ。」

「商品の機能が同じであれば、よほどの理由がないかぎり、価格がめちゃくちゃ開いている場合は安い方を買っちゃうものね。」

「そう。そして最後は集中戦略についてだけど、これも拡大路線をとっている企業とコストの差が余りに大きく開いてしまうと集中化している企業の優位性は失われることがあるんだ。」

「ポーターの競争戦略にはこのような落とし穴がそれぞれに存在するわけね。でも、タツヤ先輩。企業がこのような競争戦略の落とし穴に陥らないためにはどのようにすればいいんですか?」

「うん。企業とすると落とし穴に陥らない対策として、一言で言えば、常に顧客が認知した価格と価値のバランスを考慮しながら戦略展開していく必要があるんだよ。」



今回のポイント:

ポーターの競争戦略にはそれぞれ注意しなきゃいけないポイントがあるの。企業がその落とし穴に陥らないためには常に顧客が認知した価格と価値のバランスを考慮しながら戦略展開していく必要があるのよ。

 

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MBA講座講師プロフィール:安部徹也

大学卒業後、都市銀行に入行。米国MBA留学を経て、MBA Solutionを設立し、代表に就任。現在All About よくわかるマーケティングのガイドとしても活躍中。

 

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