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Lesson 15 多くの組織が抱える問題点とは?
「レイナちゃん、現代の多くの企業は目まぐるしく変わる経営環境の中でどのようにすれば環境変化に適応できるかということに頭を悩ませているんだ。」
「そうね。技術革新のサイクルは本当に早くなっているし、消費者はテレビや雑誌、インターネットなどでいち早く情報を入手できるから企業側としてはそのような環境に適応するのは大変なことだと思うわ。」
「そうだね。このような時代では企業は過去のビジョンやそれを実現するために採用されたマネジメントの方式に従うようではもはや環境変化に対応できなくなってきているんだ。」
「やっぱり企業側も新しい時代には新しいマネジメント方法があるってことですね。」
「さらに、多くの大規模な組織ではルール優先の考え方がそこで働く人々に当然のように受け止められて、環境変化に対応して創造的に対処するという行動が取りにくい体質になっているんだよ。」
「マニュアル組織ってことですね。たとえば、商品やサービスに関するクレームをいれても『当社ではこういう決まりになっています』といって取り付く島もないこともあるものね。」
「そうだね。このようなルール優先の考え方が組織に蔓延してくると、組織内における分業のあり方が固定化して、人々は自分が担当している仕事の枠を越えて発想したり、行動したりするという姿勢を失ってしまうんだ。さらにルールが最優先されて計画されたものは厳密に実行されていなければいけないっていうマネジメントのあり方が重視されるっていうことにもなりかねないんだよ。」
「公務員なんかもそうだと思うんだけど、自分の仕事の範囲っていうのがきちっと決まっていて、決められた以外の仕事は絶対に手を出さないということがあるわね。企業がこんな状況になると、決められたことをやっていればいいということになって、その組織に属する人々は創造的な発想や活動をやめて生産性の向上だけを追求することになるわ。」
「その通りだよ。そのような組織ではトップマネジメントを含めて新たなビジョンによるマネジメントの重要性を認識できず、環境変化に対応できない体質を作り上げてしまうから注意が必要なんだよ。」

今回のポイント:
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ルール優先の企業では当初に決められた活動の実践が最優先され、その組織に属する人々の創造的な発想や活動が行いにくいものになるの。そのような組織では新たなビジョンによるマネジメントが行われず環境変化に対応できない体質になるから注意が必要なのよ。
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