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Lesson 16 環境変化に適応できる理想の組織とは?


「レイナちゃん、前回は現代の組織が抱える問題点について学んだよね。」

「そうね。現代は組織がルールを優先してしまうために、組織の創造性が失われ環境変化についていけなくなるってことでした。」

「そうだね。このルール優先の組織っていうのは、もともとその戦略を策定するプロセスに起因するものなんだ。」

「戦略を策定する際にこの問題が発生するってことですか。」

「そう。戦略策定プロセスっていうのは長い間、組織の長期的目標と行動計画を確立するものとして扱われてきたんだ。このプロセスでは戦略は外部環境分析や内部環境分析を経て作成され、その実行のために組織を構成する人々が適材適所に配置されることによって戦略が的確に実行されると考えられてきたんだ。」

「そうね。まず戦略を策定したら、その戦略を遂行するために適材適所に人材を配置するのは当然だと思うわ。」

「ただ、このように戦略に適合した組織構造のもとで各人が分担する業務が決められ、割り当てられた業務しか遂行しないという“ルール優先”の組織になると、人々の新たな発想を要求する機会が次第になくなってきて、競争優位を持続させるための自由で創造的な発想が起きにくくなってしまうんだ。」

「それってなんだか、将棋のようですね。将棋の駒ってそれぞれに動ける範囲、つまりここで言う“ルール”が決まっているじゃないですか。だから、駒は指し手の指示に従って動けばいいだけですものね。駒にはもちろん自由な意思や創造性など全くなくて、組織として戦っているんだけど結局は指し
手、経営で言うとトップマネジメントの意向だけで戦っているっていうことになるわね。」


「その通りだよ。もちろん人間は“駒”ではないから自分で考えて行動することができる。でもルール優先の組織を作ってしまうと人間がただの“駒”になってしまうってことなんだ。このような組織の場合、リスクを極力回避したがる傾向が強く、確実で無難な戦略を採用することが多くなってくる問題が発生するんだよ。」

「大企業によくありがちな現象ですよね。でも現代のような経営環境がめまぐるしく変化する時代では逆に競争優位性の低下というリスクが高まる可能性も否定できないわね。」

「そうだね。だから現代の企業はめまぐるしく変わる経営環境に適切に対処するためにトップマネジメントによる目的志向的な将来ビジョンを構築して、それに基づいたマネジメントのあり方を模索しなきゃいけないんだよ。」

「企業にとってはビジョンによるマネジメントのあり方が実現できるような組織体質の変革を目指すことが重要な課題になるってことですね。」

「そう。昔のように経営環境の変化が過去の延長線上で推移していた時代では、過去の成功体験に基づいて戦略を策定し行動すれば間違いはなかったけど、現代のように経営環境がめまぐるしく変化する時代は組織に属する人々の創造的な発想を活かす組織作りを行い、企業の個性化を図る必要があるんだよ。」



今回のポイント:

現代のように経営環境がめまぐるしく変化する時代はビジョンによるマネジメントのあり方が実現できるような組織体質の変革を目指すことが重要な課題になってくるの。

 

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MBA講座講師プロフィール:安部徹也

大学卒業後、都市銀行に入行。米国MBA留学を経て、MBA Solutionを設立し、代表に就任。現在All About よくわかるマーケティングのガイドとしても活躍中。

 

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