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Lesson24 企業家的リーダーシップとは?
「レイナちゃん、今回は企業家的リーダーシップについて学んでいこう。」
「企業家的リーダーシップですか?やっぱり企業家的リーダーシップっていうと、個性とカリスマ性を兼ね備えたリーダーで、ぐいぐいと企業を引っ張る企業家のことを言うのかしら?外から見た感じだけど今話題の某IT関連企業の社長なんてそんな感じがするわ。」
「そうだね。以前シュムペーターという経済学者が唱えた企業家的リーダーシップっていうのは将にレイナちゃんが言うようなものだったんだ。そのようなリーダーは企業にとっては“英雄”であり、すべてのことを独自の判断で解決しようとする傾向が強いよね。」
「それじゃあ、今の企業家的リーダーシップは“英雄的”ではないってことですね。」
「そう。現代企業にとって企業家的リーダーシップとは『常に変革を求めて、将来ビジョンを明確に提示し、それを組織に属する人々に理解、浸透させることができる能力』ということができるんだ。現代のように組織が大規模化した状況では、個々の力をいかに引き出し、活用するかが重要な要因だからね。」
「そうね。確かにカリスマ的なリーダーも重要かもしれないけど、いろいろな知識や考え方、技術を持った個人をいかにしてまとめられるかっていうことは大規模化した組織ではもっと重要なことだものね。」
「現代のように経営環境がめまぐるしく変化する時代では、トップマネジメントの新しい経営理念が求められていて、それは取りも直さず計画とコントロールのマネジメントとの決別を意味しているんだ。」
「そうすると、これからのリーダーは立案された計画に基づいて各部門に資源を配分することによって組織に対する影響力を行使するような管理的リーダーシップではなく、卓越した洞察力によって創造的な将来ビジョンを構想し、それを実現できるような組織の仕組みや企業文化を作り出していく能力が求められるのね。」

【MBA講座:今回のTake Away】
■企業家的リーダーシップ概念の変遷
○以前(シュムペーターの定義)
英雄的であり、個性とカリスマ性を持って事業を執行する能力。
↓
○現代
部下にビジョンを浸透させ、権限を委譲し、その方針の枠内で自由に発想し、
行動する幅を拡大するような施策をもって組織を構築することができる能力。
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