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Lesson33 ストラテジック・アライアンスとは?

 

「ねぇ、タツヤ先輩。最近今まで競合関係にあった企業と手を結ぶってことが多くなりましたよね。例えば液晶市場で今まで競合企業だった日本企業と韓国企業が提携するとか・・・」

「そうだね。最近の市場での競争の激化は企業単体では勝ち残ることが難しくなってきているんだ。だから企業は今まで競合してきたものと組み必死で生き残りを図っているんだよ。また、そのような提携は他にも、積極的に競合相手と組んで市場を支配しようという理由もあるんだけどね。このように競合企業と協力的な契約を結ぶことでお互いにメリットを享受することはストラテジック・アライアンスと呼ばれているんだよ。」

「ストラテジック・アライアンス。つまり戦略的な同盟のことですね。」

「そう。ただこのアライアンスの形としては、ある特定分野で共同で製品開発を行う短期・中期的な関係から、ジョイントベンチャーによる新しい会社の設立など長期的な関係までいろいろなものが挙げられるんだ。」

「ストラテジック・アライアンスっていうのは同盟企業間でフレキシブルな提携を行うことが可能なのね。でもこのストラテジック・アライアンスにはどのようなメリットがあるのかしら?」

「うん。メリットとしては『スキルシェア』、『リスクシェア』、『相互のマーケットへのアクセス』、『学習』、『標準化』などが挙げられるんだ。」

「ふーん、そうなんですか。『スキルシェア』ではお互いの得意な技術を補い合えるし、『リスクシェア』っていうのは事業における資金などのリスクの負担を軽減できるってことですよね。また『相互のマーケットへのアクセス』では企業の顧客層がかぶっていなければお互いのマーケットにアプローチできるのでビジネスチャンスが拡大するって言えますよね。ところで次の『学習』と『標準化』っていうのはどのようなメリットなんですか?」

「『学習』っていうのは『スキルシェア』の延長線上で、各社の持つ技術や知識、それから経営システムなどをシェアすることによって相手のいい点を学習し、自社に取り入れることが可能になるってことなんだ。また『標準化』っていうのはDVDなど業界で統一した規格が必要な場合、1社のみでは『標準化』させることは難しいけど、アライアンスを組むことによって標準化を強力に推し進めることができるというメリットなんだよ。」

「そうか。1社のみでは難しいこともアライアンスを組めば可能になることは結構あるものね。でもこのストラテジック・アライアンスにはデメリットはないんですか?」

「もちろんデメリットは存在するさ。それは実のところメリットの裏返しでもあるんだけど、提携相手に技術や知識だけを盗まれたり、企業文化や経営方針の違いから対立が生じたりするリスクも考慮しなきゃいけないんだよ。」

「これまで競争してきた企業と一緒にやっていくわけだからそれなりの慎重な対応が必要になるってことね。ところで何かストラテジック・アライアンスを成功に導く秘訣みたいのはないんですか?」

「ポイントとすると当たり前なことになってしまうけど、まず十分な信頼関係を築いてコミュニケーションを頻繁にとり、お互いに積極的に相手から学ぶという姿勢が重要になってくるんだ。また双方が最高のスタッフを投入して、共同で事業を進め、ことある毎に改善を心がける。そして最終的にはWin-Winの関係を維持していくとストラテジック・アライアンスを成功に導くことができるんだよ。」

「やっぱり、自社のことだけでなく相手の利益になることをまず考え、最終的に自社の利益になるという態度がストラテジック・アライアンス成功の秘訣なんですね。」





【MBA講座:今回のTake Away】
 

ストラテジック・アライアンスとは?
→競合相手と協力的な契約を結ぶことにより相互がメリットを享受する関係

◆ストラテジック・アライアンスの形態
→共同での製品開発
→ジョイントベンチャーによる会社設立など

◆ストラテジック・アライアンスのメリット
1.各社の得意分野のスキルをシェアできる
2.事業の資金的なリスクを軽減できる
3.お互いのマーケットにアクセス可能になる
4.同盟企業の技術や知識などいい点を学習できる
5.製品の標準化を容易にする

◆ストラテジック・アライアンスのデメリット
1.技術や知識を盗まれるリスクがある
2.企業文化や経営方針の相違による対立

◆ストラテジック・アライアンスを成功に導くポイント
1.十分な信頼関係の構築する
2.頻繁にコミュニケーションを図る
3.積極的に相手から学ぶという姿勢を維持する
4.お互いに最高のスタッフを投入する
5.一方に偏ることなく共同で事業を推し進める
6.常に改善を心がける
7.Win-Winの関係を維持する

 

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MBA講座講師プロフィール:安部徹也

大学卒業後、都市銀行に入行。米国MBA留学を経て、MBA Solutionを設立し、代表に就任。現在All About よくわかるマーケティングのガイドとしても活躍中。

 

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