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2006年10月06日

 ■ 派遣した人材は困難に挑んできて苦労し、腕も人物も一層磨いて帰ってくる。

「派遣した人材は困難に挑んできて苦労し、腕も人物も一層磨いて帰ってくる。こうして「利他」が「自他」となって結実していくのを見るのは楽しいものだ。」(田中文雄氏:王子製紙元会長)


田中氏は王子製紙会長時代、業界他社の再建のために自社の優秀な社員を派遣し、成果を上げて戻ってくる社員の成長に驚いたそうです。派遣されていく社員は大変な困難に遭遇するのですが、困難を克服する毎に一皮剥けてレベルアップしていったのです。

多くの人は困難を避け、楽な道を選択する傾向があります。私も以前はできる限り苦労せずに済む道ばかりを選んでいました。

ところが苦労とはそんなに忌み嫌うものかというと実は逆のものだと自身で起業して気付かされました。サラリーマンは無駄な苦労をしなくてもある程度の仕事をしていれば生活する分の給料は黙っていても銀行口座に振り込まれます。ところがプロ野球選手などを見ればわかると思いますが、自分の実力のみで稼いでいるプロフェッショナルは常に困難に立ち向かい、自分を磨き続けなければ報酬を獲得することができません。その苦労が自分を人間的に成長させ、結果として金銭以外を含めて並大抵では得られない報酬を手にすることができるのです。

自分の目の前に立ちはだかる高い壁を乗り越えたと思ったら次は更に高い壁が待ち構えているのが人生です。苦労してその壁を乗り越えることに“楽しさ”を見出した者のみが成功という果実を手にできるのではないでしょうか。

投稿者 MBA : 2006年10月06日 14:44

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